日米進学通信

日米進学通信2019年度11月号「納得のいく志望校を選ぶこと」

スクールフェア2019人生を変える学校選び

 11月も半ばを過ぎ、ほとんど「秋」を感じることもなく一気に冬が到来したかのようです。この急激な気候の変動で多くの生徒の皆さんが体調を崩したようです。その中には受験生もいました。焦る思いもあるかと思いますが、「これが受験のときでなくて良かった!」と、前向きに考えて、今後は万全の風邪予防と体調管理で勝負の季節に臨んでいきましょう。

 さて、先月末から今月中旬にかけて、秋期保護者面談を行いました。また、台風の影響で延期となっていたスクールフェア2019も実施されました。お忙しいところご参加頂きました皆様には本当に感謝です。ありがとうございました。この時期の保護者面談、特に受験生の保護者の皆さんとお話しする際に感じるのは、非常に多くの方が受験生である本人以上に不安を抱えていらっしゃるということです。初めて受験を迎えられる方々はもちろん、既にご兄姉などで受験を経験されている場合でも同じく不安は感じられるようです。そんな保護者の皆さんの不安を解消することはこの時期以降の塾としての大きな役割の一つです。もちろん、子供達のやる気を引き出し、学力を向上させるというのも塾の使命です。しかし、受験生の心理にご家族の気持ちは大きく影響します。特に「不安は伝播する」のです。ですから、何かちょっとしたことでも構いません。受験やお子様に関しての不安やご質問などがあれば、ご遠慮なくお知らせ下さい。お電話でのご相談はもちろん、面談も随時行わせて頂きます。

 実は今年は自分も「受験生の親」なのです。3年前、長女が受験をして以来になります。親として2度目の受験となって実感していることがあります。それは「同じように育ててきたはずなのに、姉妹で全然違う!」ということです。これは兄弟・姉妹のお子さんの受験を経験されている保護者の方々は皆さんお話しされていたことでしたが、本当でした(笑)。もちろん、長女での経験が役立つこと(特に事務的な手続き)は多々ありますが、志望校の選び方から、日常生活で掛ける言葉まで、何もかも違うのです。ただ、改めて受験生の親となって考えていることに変わりはありません。それは「我が子が本当に充実した学校生活、その後の人生を送ることができる学校を選ぶこと」です。3年前から千葉学習塾協同組合主催「スクールフェア」の実行委員長を自分が務めていることもあり、数多くの学校関係者の方々とお話しする機会があります。そこで感じるのは子供達の個性がそれぞれであるように、学校も本当にそれぞれ違うということです。偏差値や大学の合格実績だけでは計れないことだらけなのです。今年の保護者会や面談でも、志望校の選択肢として様々な学校をご紹介させて頂きました。子供達の最も多感な時期に関わる志望校選びはどんなに慎重でも慎重になりすぎることはありません。「納得のいく学校選び」の先には、「納得のいく学校生活」があるはずです。もちろん、一番大切なことは、選んだ志望校に向かって全力で取り組むことです。ただ、その先にある学校が志望順位によらず納得のいくものであるならば、より安心して取り組むことができるでしょう。もし、志望校の決定などに対して未だに少しでも違和感を覚えるようなことがございましたら、どうかご忌憚なくお知らせ下さい。生徒と保護者の皆さんが本当に納得のいく受験ができるように努めて参ります。

 世の中に「絶対にうまくいく受験法」などというものは存在しません。なぜなら、受験生は誰一人として同じ人間ではないからです。受験生の数と同じだけの、受験の仕方があるのです。私達の仕事は、それぞれの生徒の皆さん・ご家族にとって最良の受験にできるようにお手伝いすることです。そして、受験を通じて生徒の皆さんに学ぶ楽しさを感じて頂き、その後の人生を豊かなものにできるように導くのが私達が目指す塾の姿です。少しでも理想に近づくことができるように、皆さんからのご協力を仰ぎながら、これからも成長していきます。

 受験期に向かう日米文化学院にご期待下さい!

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