日米進学通信

「秋からも成績を上げる!」勉強法

 9月も中盤を過ぎ、朝夕はすっかり秋めいてきました。日米の40周年事業である1年がかりの「大改造」工事も進み、教室部分についてはほぼ完成しました。今後は講師室、受付・階段周り、外壁、外周の舗装工事となり、11月中には完成の予定です。生徒の皆さんが快適に授業を受けられる環境作りのために、配慮を重ねて参ります。受付周辺の工事の際には何かとご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご協力の程、何卒よろしくお願い致します。

夏休み明けのテスト結果を振り返る

 さて、夏期講習や数学特訓、合宿特訓を通じて、日米生は自分の「成績を上げる」ために取り組んできたと思います。そして、夏期講習の最終日には「夏期総括テスト」が行われ、YTコース生は「組分けテスト」や「合不合判定テスト」がありました。また、夏休みが明けてすぐ、定期テストが行われた中学もあります。では、ここで全員の成績が上がったかというと・・・、残念ながらそういう訳にはいきません。確かに、本人の目標通り、また、それ以上に、「数字的には」結果が出ている人もいました。でも、「思った通りには出来なかった」「一生懸命にやったはずなのに結果が出なかった」と思われている生徒さんや保護者の方もいらっしゃると思います。これは、正に「夏休み後あるある」なのですが、今月は夏休み明けのテスト結果からみた今後の勉強の仕方について考えていきます。

 夏休み明けのテストで結果が出た人達は概して、「良く頑張った!」ということになるでしょう。しかし、結果が出た理由を自分なりに分析することは大切です。これを見誤ると、継続して成績を上げることはできません。たとえば、「数字上の成績」が大きく上がったパターンとして毎年見られるのが「夏休み前にはほとんど勉強していなかった」というものです。この場合、成績上昇の理由は簡単です。夏期講習に参加すれば少なくとも20日間は集中して勉強しているので、単純にいつもより学習頻度が上がり、学習量が増えたということなのです。したがって、ここで安心して、夏休み前の状態に戻れば、また成績は元通りになります。実際に学校の長期休み明けには成績が上がるものの、またすぐに成績が下がってしまうということを繰り返す人はいるのです。しっかりと、成績が「上がった原因」を考えて、それをこれからも継続していきましょう。

「あれだけやったのに結果がでない…」そのとき、どうする?

 問題は「あれだけやったはずなのに結果が出ない・・・」というケースです。ただ、この場合にも大きく分けて二つのパターンがあります。一つは、そもそも根本的な勉強の仕方に問題がある場合です。「OK!学習法」など、勉強の仕方については日米通信や授業中などに繰り返しお伝えしてはいますが、それを「正確に」実行することはなかなか難しいようです。いざ、勉強する段になると、どうしても「目の前の課題を終わらせる」ということに目が行きがちになります。すると、まずは「やれるところまで一気に問題を解こう!」ということになるのです。ここで疎かになりがちなのが、「〇付け」です。必ず1ページ毎に〇付けを行いましょう。そして、〇付けが終わったら必要になるのが、問題に〇、△、×をつける「仕分け」作業です。それが終わったら次のページに・・・、行ってはいけないのです。実はここがポイントになります。間違った問題(特に△の問題)の解説を熟読して、次に同じような問題が出てきたら解けるようにする!という過程が必要なのです。これを実行しなければ、結局、課題を終えた段階では何も実力は変わっていません。宿題チェックをしていて、成績が伸び悩んでいる多くの生徒にこのことが当てはまります。この場合の問題点は「自分は勉強をした気になっている」ということなのです。この「勉強はしているように見えるけれど成績が上がらない状態」を防ぐには、一定の勉強を終えた段階でもう一度、やったことを振り返る時間を作ることです。この時間を作るかどうかが、試験の結果を大きく左右することを本当に実感しています。そして、振り返りの内容が具体的であればあるほど、成果が表れる可能性が高まります。「振り返り」の仕方については、今後の授業や保護者会でも繰り返しお伝えしていきます。

「これが本番でなくて良かった」と思えるメンタル!

 では、もう一つの場合、すなわち、「勉強法も正しいのに結果が出ない」ときはどうすれば良いのでしょうか?この様な生徒は極めてまれではありますが、実際にいます。本人は相当苦しいと思います。しかし、正しい勉強の仕方を実践しているのに模試などで結果が出ないのは、むしろ「ラッキー」なのです。本番前に自分のやるべき課題がどんどん提示されているのですから、これを入試までに「出来る」ようにしておけば良いのです。心から「これが本番でなくて良かった!」と思って喜んで下さい。過去の集会で数多くの先輩達が「入試前には受かる気しかしなくなった」と話しています。その先輩方は正にここに書いたプロセスを繰り返してきたのです。今までに最難関校への合格を果たした先輩達も、この時期の第一志望合格可能性は大体50%程度でした。今のやり方の正しさを信じて最後まで突き進んで下さい。

 「実りの秋」とは言いますが、その「実り」を得られるのは、種をまき、大事に芽を育てて、その後の手入れを怠らなかった人です。未だ種すらまいていないのであれば、焦ることはありません。もう一度、自分が今、なすべきことをしっかりと見すえて、まずは始めましょう。そして、毎日やり続け、習慣化しましょう。勉強において実りを得られるのは秋に限ったことではないのですから。

 さぁ、「実り」に向って今頑張っていきましょう!

日米文化学院
https://nichibei-school.net/


〒276-0023 千葉県八千代市勝田台2-6-6
TEL:047-485-9647